■本編 約21分30秒

 物語は、
 川中島で、直江が高耶に『謙信公はあなたのお父上ですよ、景虎様云々』
 まで。(手元に原作本が無いので、P数は不明;;;)

 ストーリーは、浜田先生が漫画化した構成(アングルなど)が、ほぼそっくりそのもの…という感じでした。脚本やテンポ、間などがものすごく安定してる感じで、とてもよかったです。
 かなり大胆に台詞や場面がカットされていましたが、その割りにアニメ的にはなかなか良い仕上がり具合で、この取捨選択の素晴らしい判断がラストまで続いていれば、文句無し、です。
 ラスト直前、原作通り川中島で高耶の正体云々…とやるシーンで、ミラージュならではの特殊用語が炸裂したのですが、ほんの少し唐突かな…?
 と最初は感じましたが、考えてみれば特殊用語を解説ナシでガンガン使うアニメは掃いて捨てるほど(笑)あり、ガンダムを筆頭に、こ難しい(笑)特殊世界の作品に触れた事がある方ならば、すぐミラージュの世界観に慣れてくれるかな、と思う。いや、慣れてぜひハマってくれ。

 サウンド面では、効果音がとても素晴らしい!
 譲が怨霊に囲まれている時の雰囲気と良い、直江の調伏。その時の音がもう原作のイメージ通り!
 BGMも、台詞を邪魔する事無く雰囲気を盛り上げてくれる!
 そしてキャスト。総勢13人となんとも気合の入った音声作りの気配を感じます。

 ふう。次に色調ですが…。
 あまりにも暗くぼやけた色調に、思わず目薬が欲しくなる程でございます…。顔色は元より衣装その他、全てに暖色系のフィルターを通してみたら、良いかも。
 おお、持ってるオレンジのサングラスを掛けて見たら血色が良くなって、濃淡がくっきりして見やすくなった(爆)

 そして、あまり言いたくない絵柄ですが。
 今風なキャラデザインは、まぁアニメならではで良いと思いますが、まるで中学生が小奇麗な木偶人形を描いてるような作画で、とても残念です。
 おそらくその未発達な人物画のせいで、いちいちモデル立ちする直江(時々高耶も)が、妙に鼻につきます。絵がしっかりしてればモデル立ちだろーがカメラ目線だろうが、これほどは気にならないものだと思う。
 とにかくペラペラ。いくら骨や筋肉線やそれに影があろうとも肉が感じられない。
 ただ、原画スタッフを17人も使う所にプロデューサーの意気込みを感じるし、そんなにいるのに、鼻につくほど各人のクセによる作画の乱れも、思ったよりは感じられなかった。
 バストアップや瞳の動き、流れる前髪の芝居は上手くても、全身像、特に動きを付けるといただけません…(^_^;)
 メカ関係も全滅でがっかり。600CCには見えない軽そうなバイクや、前部のボンネットだけ見えてる直江の車が、ワンボックスタイプ車に見えたり…とほ。
 でもこれって全部、ミラに限らず最近のアニメにも言える事なんだよなぁ…ふぅ。

 最後に全体の感想。
 今回の山場は直江の譲の部屋での調伏シーンだったかな? 調伏時は棒立ちなのでとても地味〜(笑)なのを、音と光りと集中線とCGでなんとか迫力があるいいモノになってると思う。
 由比子ちゃんや森野紗織のキュートさ、高坂の妖しさ、憑衣霊や換生者に逢って苛立つ高耶、30年振りの再会なのに慇懃無礼な直江(大笑)
 いい味出してたと思う。

 書いてる内に日付が変わったっ。言いたい事の半分は書けたので、これで打ち止め。長くなったし。書きはじめが11日なので、11日付けでUP。

 さーて、これでやっと他の人の感想が読める〜〜vvv
 でも今夜はもう寝る。

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